内科

Q1.熱中症の初期症状にはどんなものがありますか?

A1. めまい、頭痛、吐き気、大量の汗などがあり、野外での活動中にこれらの初期症状が出た場合は、直ぐに涼しい場所に移動し、水分と塩分を補給して下さい。それでも改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

Q2.健康診断で「血糖値が高い」と言われましたが、どうすれば良いですか?

A2. 糖尿病の予備軍である可能性があり、食事や運動などの生活習慣の見直しが最重要ですが、必要に応じて血液検査や糖不可試験を行い詳しく調べます。当院では、毎月第3土曜日午前中に「糖尿病・腎臓病専門外来」を実施し、管理栄養士による栄養指導も受けられますので、お気軽にご相談下さい。

Q3. ずっと咳が続き長引いています。何科にかかれば良いですか?

A3.  咳が1週間以上続く場合は、風邪以外にも気管支炎や喘息、肺炎の可能性もあるので、内科受診をおすすめします。当院では毎週火・木の午前中は呼吸器内科を実施しており、水14:00~和漢診療も行っています。特に、夜間に悪化したり、痰に血が混じる場合は、早めの受診が大切です。

Q4. 頭痛が続いています。何科に行けばいいですか?

A4.  頭痛の原因は様々あり、ご心配かと思いますが、先ずは内科での診察を受けて頂き、必要に応じ脳神経外科や神経内科等をご紹介する流れになります。血圧やストレス、眼精疲労なども関係するため、早めの相談が安心です。

Q5. 食欲が無く、ご飯を食べていない時に薬を飲んでも良いですか?

A5.    食後に服用するのは、薬で胃が荒れるのを防ぐのが主な目的です。必ずきちんと食事しないと薬を服用してはいけないことは無く、牛乳や口にしやすいお菓子などを少量でも摂取すると良いでしょう。また、胃が荒れやすい薬は解熱鎮痛薬などのごく一部のお薬です。場合によっては、胃薬を組み合わせての処方をさせていただきます。

Q6. 薬を飲み忘れた時は、どうすれば良いですか?

A6.  一般的な対応としては、気付いた時に服用することです。次の服用間隔まで時間が短くなるため、場合によっては次の服用タイミングを延期します。しかし、次回の服用時点までに時間間隔がない時には、1回とばすしかありません。しかし、薬剤の種類により対応は異なりますので、飲み忘れの際の対応は主治医の指示に従うようにして下さい。特に糖尿病の薬では、食前または食後のものがあり、それぞれ対応が異なります。血圧の薬では、1回の服用を忘れたからといって急激に上昇する可能性は低いですが、気付いた時に服用してご自宅でも血圧測定を行い数値を把握しておく事が大切です。骨粗鬆症の薬のなかには起床時に服用するものありますが、飲み忘れの際はその翌日で構いません。

Q7. 血液検査をする日は、食事を抜いたほうが良いですか?

A7. 大部分の検査項目については食事をしたからと言って数値に影響するということは無く、検査が無意味になったりすることはありません。血糖や中性脂肪の値については食後には数値が上昇するため空腹時の検査が望ましいですが、食事をした時間と採血した時間が明確であれば、食後の検査であってもそれなりに診断や治療に有用です。また、空腹時採血が望ましい検査であっても、水一滴飲んでもいけないと言うことはありません。のどが渇いたときなど多少の水・お茶(糖分や牛乳・クリームの入っていないもの)は差し支えありません。また、薬の種類によっては食事を抜くと同時に中止が必要なことがありますので、わからない時は主治医に確認してください。

Q8.処方されたお薬と、ドラッグストアなどの健康補助サプリメントを一緒に飲んでも大丈夫ですか?

A8. 薬とサプリメントにも相性があります。組み合わせによってはお互いの効果の邪魔をしたり、体調が悪化するとも言われています。薬は臨床試験が行われていますが、サプリメント併用に関しての詳細までわかっているわけではありません。どうしても飲みたいサプリメントがあれば、申し出て下さい。